配送ドライバーが現場に出るまでに教わることとは?

皆さんこんにちは。

東京都足立区を拠点に、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県などで製紙輸送を中心に般貨物運送を行っている三協配送サービスです。


配送を依頼するのなら、より安全・確実に仕事をしてくれる業者に頼みたい、というのは当然のことかと思います。

三協配送サービスはベテラン揃いであることもあり、スタッフ一同はたしかな配送技術を身につけています。

今回も新入社員、HP担当の水貝が、三協配送サービスのドライバーが現場に出るまでにどのような取り組みをしているかご紹介します!



■ドライバーが現場に出るまでの過程



まずドライバーは全員が準中型免許以上を保持していることが基本。そして必ず、全員が初任運転講習を受けます。これは国土交通省のガイドラインにも定められていることでもあり、心構えや健康管理にはじまり安全運転の実技指導、危険予測・回避技能、貨物の正しい積載方法や、交通経路の把握方法などを習得します。


この結果を見ながら、大ベテランの代表が指導。現場に出て配送業務についてよいと判断が出るまで、特訓の日々です。



■初任運転講習で自分の癖を知る



初任運転講習では「独立行政法人自動車事故対策機構NASVA」にて適正診断を受けていただきます。その後、適性診断の結果を基にしながら場内運転で訓練するのですが、隣の助手席の代表から、微に入り細に入りチェックを受けます。代表から見て至らないところがあれば、すべて直されます。


私自身、相応に運転ができるつもりでおりましたが、それでも百戦錬磨のプロの目から見ると、ハンドルの切り方や周辺の安全確認など、山のような指摘を受けます。

ふつうに運転することと、お客様の大切な荷物をお預かりして運送することは、まったく違うことを身をもって学びました。


またどうしても運転というものは、何らかのクセがついてしまうもの。適性診断で出た傾向や場内運転で見つけたクセも徹底的に指導されます。

自分自身を否定されているような気もして心が痛まないこともないのですが、これを受け止めてこそ、三協配送サービスのドライバーとして現場に出れると自らに言い聞かせ、矯正しました。


日常生活で運転している分には差し支えなくとも、プロにクセは厳禁。

「ドライバーの命を守るだけでなく、お客さまからの信頼や、他のドライバーに迷惑をかけるようなことになってはならない」というのが代表の口癖です。



■トラック運転で気をつけること



トラックと普通自動車では、運転感覚やテクニックがまったく異なります。

まず運転席の高さから違い、普通自動車に比べると1.5〜2倍ほどの高さがあるので、視界が変わることはもとより、スピード感覚も遅く感じるようになります。ブレーキも普通自動車より効きが遅いので要注意です。


次に戸惑うのが、車両感覚。普通車よりも長いので慣れが必要です。やっかいなのが道幅や高さ。この感覚がつかめていないと、車体をこすったり、看板にぶつかってしまいかねません。


もっともコツが必要なのは、カーブでしょうか。内輪と後輪の差が普通自動車に比べて大きいので、テクニックが必要です。後ろが振られないようにカーブ手前でしっかり減速し、普通自動車以上に慎重に左右を確認しなければなりません。



■お客様の荷物を安全に運ぶべく、教育を徹底してます


普通自動車とトラックの違いや、三協配送サービスの取り組みがおわかりいただけましたでしょうか?


三協配送サービスは代表が助手席に安心して乗れるようになるまでは、どれほど運転技術に長けていても、外に出さないことを徹底しています。

隣に代表がいて運転するというシチュエーションは、正直、かなりのプレッシャーがあります。しかし大切な人を乗せられてこそ運転技術がさらに磨かれ、お客様からお預かりした荷物を運ぶことができるのです。


このように代表が体を張って教育に励む甲斐あって、三協配送サービスの運転技術は非常にレベルが高いのが自慢です。さらにサービスや爽やかな対応も、お客さまのお墨付き。

製紙輸送をはじめ運送のことなら、三協配送サービスまでお気軽にお問い合わせください!