皆さんこんにちは。
東京都足立区を拠点に、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県などで製紙輸送を中心に一般貨物運送を行っている三協配送サービスです。
配送業者にとって運送用のトラックはかけがえのないパートナー。当然ながら、配送トラックのことは家族のように知り尽くしております!
私たちの大切な相棒を皆さまにも知っていただくべく、今回もHP担当の水貝が、配送トラックの豆知識をご紹介します!
■豆知識①:タイヤの製造年月日、どうやったらわかる?
タイヤは運転の安全を支える大切なパーツ。したがって会社ではタイヤの製造年月日を管理しております。ただしこの製造年月日、どうやって確認するのかご存じですか?
それはタイヤの側面(サイドウォール)に記載されているアルファベットと数字。
実際にタイヤのサイドウォールを見てみると、X5019や、JHD4720、MAX0719といったアルファベットと数字の組み合わせが見て取れることかと思います。
しかし一見、暗号のよう。これを解読してごらんにいれますね。
まずアルファベットはタイヤを製造した工場を識別するもの。
Xはヨコハマタイヤ、JHDはファイヤーストーン、MAXはトーヨーなど、各メーカーに識別略称が割り振られています。
では、次の4桁の数字は何でしょう?
これが製造年月日なのです。ただこのままでは何のことやらわからないので、数字を2桁ずつに分けてみますね。
X5019なら、「50」と「19」。前の2桁「50」が年間における週番号で、後ろの2桁「19」は西暦を示しています。すなわち、このタイヤは2019年の第50週目、12月9日から12月15日のあいだに製造されたことを示します。
JMN4521ならブリヂストンのタイヤで、2021年の第45週、11月8日から11月14日のあいだに製造されていることになります。
タイヤは使い続けているうちに、摩耗以外にも経年劣化によるヒビ割れが生じることも。トラックも大きさや用途でさまざまなタイプがあるので一概には言えませんが、一般的には経年で3〜4年、走行距離で3~5万kmが耐用の目安と言われています。
三協配送サービスは製造年月日から割り出した使用年数・走行距離だけでなく、目視や社内の点検態勢で、常にタイヤの状態を最良に保てるよう心がけています。
■豆知識②:トラックの高さ制限について
お次はトラックの高さ制限。トラックと普通車は幅、長さ、形状などさまざまな違いがありますが、道路法上、もっとも留意しなければならないことが「高さ」です。
トラックはもともと車高が高いので、トンネルや歩道橋、高架といった構造物の下を通る時に、衝突が懸念されます。実際トラックの事故といえば、高さ制限があることによる衝突が大多数だったりします。
トラックの高さ制限は、3つに分類されます。
まず1つ目は高さ制限3.3m。これは3.3m以上の高さのある車両は通行禁止、ということ。高さ3.3mというのは高さ制限という概念のない時代につくられたものですので、普通車で運転していてもトンネルで3.3mの高さ制限を見たら、古いトンネルなんだな、という考えが職業柄、ふと頭をよぎります(もちろん新しくても敷地条件的に3.3mの高さ制限が設定されているトンネルもあります)。
2つ目は高さ制限3.8m。トラックの荷台に荷物を積んだ状態でも、トラックの高さが3.8m以下ではなくてはなりません。
そして3つ目が、高さ制限4.1m。これは平成16年3月の道路法改正によって引き上げられた最高高さです。ただし積載により4.1m以上になった場合、所定の手続きを行うことで4.3mまでの高さなら公道の走行が許可されます。
このように制限を超える場合は申請が必要ですが、基本的には他の道があれば迂回するのがベターです。
■印刷物などの配送は安全対策徹底の三協配送サービスまで!
いかがでしたか? 何気なくご覧になっているトラックの豆知識を知っていただくことで、私たちの仕事に少しでも興味をもっていただければ……とご紹介した次第です。
三協配送サービスは、こよなく印刷物を愛する運送会社。安全対策を徹底し、その技術は長年の実績をもって保証済みです。製紙輸送をはじめ運送のことなら、お気軽にお問い合わせください!